NPO法人福岡すまいの会

事業の強み:
対人支援分野について、20年の実務の蓄積とネットワークがあり、生活困窮や居住支援に関しての包括的知見を有している。「現実に役立つ支援」としての優位性については一朝一夕で得られるものではなく、また、その一方で、ここ数年で職員の平均年齢が大きく下がり、ノウハウの継承が進んでいる。事業の持続可能性は高くなっていると言える。また、コロナ禍の中で、IT活用を大幅に進め、事業所会議のオンライン化、VPNや統合サーバー、データベースソフト導入による確実な情報共有、オンライン研修のアーカイブなど、活きたIT化が推進され、現場の地に足ついたノウハウと先端技術の融合を進めている。

事業展望:
事業の主軸は対人支援という「ソフト」にあり、必要に応え、現実に役立つ支援を目指して来たが、今後の社会の中では、なくてはならない社会インフラになっていくのではないかと感じている。同時に、ＮＰＯ法人としての多様性や自由さ、専門性と市民性を両立させていくことで、「行政にも企業にもできないこと」を実現していくことが出来ると考えている。

福利厚生:
2021年からNPO法人ではまだまだ少ない退職金が導入され、長期に渡って働ける職場としての福利厚生の充実がはかられている。就業規則の見直しも行い、休暇制度なども再整備されている。

企業カルチャー・社風：
仕事とプライベートは分けて考えている職場だと感じています。しかし同時に、日々の相談等はしやすい環境ですので、基本的なコミュニケーションが苦手でない方であれば、過ごしやすい職場だと思います。一人で悩まずに、まずは相談。

福利厚生：
あまり大きい組織ではないため基本的な福利厚生のみである。住宅補助等はない。しかし、上層部は出来る限り少しでも働きやすくしようという気持ちが強いと感じられる。今年度から中退共に加入したため退職金制度が出来た。

給与制度：
昇給制度はあるが大きく給与は上がらない。賞与は年に2回で基本給の計2か月分が支給される。その他、通勤交通費が出る。一般企業と比較したら給与は低水準と感じることもあるが、NPO法人として考えた場合給与面では不満はあまり無い。

評価制度：
評価制度は絶対的な評価基準はないと感じる。年功序列かと感じられる面もあれば、実力が評価されているとも感じられる。いずれにせよしっかりと仕事をしていればそれに見合った評価をしてくれる土壌はあると感じられる。