株式会社ニチレイアウラ

オフィス環境：
船橋フーズ第一事業所はニチレイフーズ船橋第一工場のなかにある。工場内は生産工場フロアの他に休憩室や更衣室、食堂や面談室などもあり施設内は充実している。また事業所の事務所は貸与品室の中にあり、広々としていて使いやすい。

入社時の期待と入社後のギャップ：
障害のある社員と一緒に清掃を行ったり、サポートを中心に行うと思っていましたが、
基本的に社員が中心となって業務を行います。
指導員から社員に教える。回答を出す。という事はせず、
社員が自ら考え答えを出すための指導が中心となります。

事業の強み：
ニチレイの特例子会社ということもあり、今後も障害者雇用率制度において雇用率を上げていく必要があるため、グループ内においても重要な会社であると思う。
障害を持たれた方が自立し、働きやすい環境作りをしている。

事業の弱み：
障害を持たれた社員の特性も様々ある中で差を付けていくことは難しい点ではあるが、作業効率の良い社員、あまり良くない社員の給料が一律であること。各社員の評価制度も始まったばかりで、今後は差を付けていく見込みのため、今後に期待をしている。

事業展望：
障害者雇用率制度において雇用率が上がっていく中で、グループ外の仕事も視野に入れている。現状は、グループ企業内の清掃、荷物配達などがメインの業務となるが、グループ外の仕事で社員の方たちの活躍できる場が広がっていく事を期待しています。

企業カルチャー・社風：
特例子会社ということもあり、利益や収益の追求というよりも、障害を持った社員が社会人としての成長や挑戦に重点を置いている。ニチレイの子会社であるため、基本はニチレイの企業文化が反映されていると思います。

組織体制・コミュニケーション：
事業所内でのコミュニケーションは取りやすいが、他事業所とのコミュニケーションの場があまりない。
以前はニチレイから出向された方が多かったようだが、定年で退職される方が多く、ここ最近は中途入社で入社された割合が多くなり、体制の変化の時期ではないかと感じている。

ダイバーシティ・多様性：
ニチレイグループの環境サポート、事業サポートに注力し、その先にはグループ外の仕事も視野に入れた事業領域の拡大を目指している。
障害を持たれた方が自立をして活躍できる場所を目指すという会社指針の基で活動をしており、多様性には富んでいると思います。

成長・キャリア開発：
通常の仕事とは違い、自身の成長よりも社員を成長させる事が最大の目的となりますので、いかにして社員の能力を引き出せるか？という事を念頭に考えて、様々な施策を行っております。また、その事によって社員とともに自身も成長できると思います。支援については障害者関係のセミナー受講や資格取得があります。