株式会社ツクルバ

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社時の期待とギャップは私の場合はほぼありませんでした。組織の受け入れ体制、私自身に求められるミッションと成果、裁量などもギャップはなかったです。ただ、組織フェーズとして60名前後のタイミングで入社し、もう少しこの規模感で過ごすことを期待していましたが一気にメンバーが増えるタイミングが想定より早く来たため数ヶ月後には100名弱になり、その点は想定外でした。想定外でしたが、入社するメンバーはみんな素敵な人ばかりなのでそれも良い思い出です。

成長・キャリア開発：
職種によりますが、実業務の中でキャリア開発・成長をしていこうという考え方が強いです。もちろん研修や社外の勉強会参加などをサポートすることもしますが、原則的には今後強化すべき点を業務で身につけていくということを大事にしているので、半年スパンでどんな業務を設計するかをメンバー?上司で擦り合わせていくことがメインになります。研修の数もバリエーションも徐々に増やしている最中です。

働きがい：
常に変化の中で仕事ができること。その変化を乗りこなすことを自分だけではなくメンバーとともに助け合いながら進んでいけること。事業・組織として今までになかったことを仕掛けようとしているので、変化の中でどう自分が楽しく働いていけるかを模索すること自体に面白さを感じています。そうではない人は大変なこともあると思います。

給与制度：
年に2回評価があり、その際に役割行動評価にて昇給との決定がなされます。賞与は業績賞与と株式賞与が年に1回ずつ予定されています。
成果の数値化がしにくい企画職、クリエイターや専門職なども数多く在籍しているため、役割行動に基づいたコンピテンシー評価を軸としています。
営業職に関しては、不動産仲介業として契約件数に応じてインセンティブも用意されています。

評価制度：
各メンバーが組織から期待されている役割（等級）に求められるコンピテンシー（成果に繋がる発揮行動）をどの程度発揮できているかをマネジャーと共に細かく擦り合わせをします。
コンピテンシーは３種類に分類されます（対課題、対人、対自分）。そのそれぞれが安定的に発揮されているか、次に期待されている役割を担うために強化すべきポイントがどこか？その点を業務にてどのように身につけていくか？をマネジャーとプランニングし、実践をするというサイクルを回します。年功序列はありません。

事業の強み：
cowcamo事業で言うと、不動産購入という大きな選択肢の支援をしていく中でリアルなコミュニケーションでの情緒的なサポートとテクノロジーを使った効率化や最適化の両面に張りながら事業展開をしていることが、強みでもあり難易度の高いチャレンジになっている点だと感じています。
このサービスが一貫した形で、オンライン・オフライン双方の強度が増すにつれて他社の参入障壁はとても高くなると思います。

事業の弱み：
オフラインコミュニケーションも扱うサービスなので、属人的な部分で事業が成り立つ側面も持っています。不動産営業として個性を活かしながら人が成長できる環境を整えることや、事業の拡大のために営業マンを増やしていくことはどうしても、オンラインのサービスに加えると成長スピードや計画通りにいかない部分もあるので、そのリスクヘッジや精度を上げながらも、人のパフォーマンスに依存しすぎない事業の拡張にも力を入れて安定感や成長性を上げていく事が重要になっています。

事業展望：
2,3年単位での事業の成長や業界・社会へのインパクトではなく、10年20年単位で社会に大きな変化を生み、影響を持っていく事業・会社になると感じています。そのために、どの様なロードマップを持ち、目の前の物事をどのように動かしていくのかを経験しながらメンバーも事業も会社も中長期的に大きく、社会にとって無くてはならないポジションに成長していく事になると感じています。

女性の働きやすさ：
女性も男性も性別はあまり関係なく、仕事ができる環境だと思います。体調面で困ったことや産休育休などについては親身に話を聞いて頂けるので、相談がしやすい環境です。
ただ、子育てをしながらキャリアを積んでいくロールモデルがまだ多くは無いので、子どもが欲しい希望がある女性が、中長期的に働くイメージを持っていくためにも、多様なロールモデルが必要になってくる時期かなと感じます。