三井金属鉱業株式会社

成長・キャリア開発:
資格手当はほとんど聞いたことがない。社内研修は手厚いが、以前はあった研修所がなくなりオンラインになったため、受講は簡単だが社員同士の交流はなくなった。

働きがい:
海外勤務になると一人一人の裁量が増えて働きがいも大きくなるが、国内だと代わり映えのない仕事で面白くないと感じる。どの部署になるかで働きがいは大きく変わる。

福利厚生:
本社配属と地方の事業所配属でまったく違う。地方であれば基本的に社宅は完備しているがものすごく古いところが多い。財形、持ち株会あり。

オフィス環境:
同じく本社配属と地方の事業所配属でまったく違う。本社配属だと会社に固定の席がなくフリーアドレス。フルリモート勤務も可。最近、カフェスペース等を充実させて社員の交流を促している。地方は旧態依然とした出社ベースの事業所が多い。

給与制度:
非管理職はほとんど差がなく、管理職に対しては最近になって本格的な業績考課が取り入れられてた。評価が給与・賞与に反映されるが、部門評価の割合が大きく個人の能力に反映されるとは言えない。配属された部門によっては損をすることになる。

評価制度:
かなり年功序列の傾向が強い。総合職の新卒で入社すれば基本的に管理職（＝係長クラス）までは入社年次で判断され、ほとんどの社員が管理職になる。その後、差は出るが、ほとんどの社員が課長クラスまで昇進する。
中途採用は増えているが、かなり生え抜き主義。役員までなった人は非常に稀。
人事制度は「ジョブ型」と言っているが、ジョブがオープンになっておらず個人に業務選択の余地がないのでジョブ型とは言えない（ただ職務記述書を公開しているだけ）。

成長・キャリア開発:
成長：職種別採用を行っており、ジョブローテーションは基本的にないため、担当職種・業務に精一杯取り組めば特定のスキルにたけた人材を目指せるのではないか。
資格・研修：資格取得後に半額の補助がある。研修に関してはオンライン・対面での研修が様々設けられている。

働きがい:
製造業の川上から川下まで、多様な範囲で社会に貢献できているという実感があり、そこに働きがいを感じている。

企業カルチャー・社風:
社員：比較的穏やかな社員の方が多く、とがったタイプの人は少ないのではないか。
挑戦機会：若手に関しては採用人数が他業界と比較して少なく、多様な業務に触れる機会がある。裁量を持って働くことが出来る。ただ、若手社員が手を挙げ、変革をもたらすような挑戦の機会は乏しい印象である。

組織体制・コミュニケーション:
組織間交流：事業拠点が全国に存在しており、事業内容や風土もがらりと変わる。事業所間のつながりは希薄であると感じる。

ダイバーシティ・多様性:
多様性：近年の大企業の例に倣い、諸所の対応を進めている様子。