株式会社経済法令研究会

事業の強み:
取引先が金融機関のため安定はしていると思います。

事業の弱み:
競合よりも一足遅れて制作・販売しているので、顧客にスピード感を求められる時は出遅れ感があります。

事業展望:
今後金融業界が厳しくなった場合、影響を大きく受けることになるかと思うのでどこまで業界シェアを握れるか、もしくは金融業界以外に目を向けるのか、といった工夫が必要になるのではないかと思います。

入社時の期待と入社後のギャップ:
いわゆる世間一般で想像していた出版社とは異なります。分類上は出版社ですが、仕事内容的には出版社というより、金融機関の職員の資格支援のための通信講座や試験を制作・販売している会社のほうがイメージ的に近いかもしれません。

成長・キャリア開発:
毎年資格取得、研修受講のノルマがありました。達成すると評価につながりますが、昇給にはほぼ反映されません。

働きがい:
取引先が金融機関のため、比較的安定した経営になるかと思いますが、金融機関の雲行きが危うくなると影響を受けやすいかと思います。

給与制度:
在籍していたころは賞与は3回ありました。うち2回は固定、1回は業績によっての変動型でした。

評価制度:
年功序列です。実力は昇進・賞与に関係ありません。インセンティブも特にありません。

事業の強み:
基幹商品として位置づけられている銀行業務検定試験の受験者数減少が著しい(2023年は年間15万人ペース。ピーク時の約半分)。
通信講座や書籍は惨劇状態。
現状売上が前年比プラスとなっているCBT試験については経営陣判断で種目の追加はしないよう。
経営陣はそれといった手建てをすることなく、先人の諸先輩が蓄えたくれた内部留保から賞与や役員賞与を捻出。営業利益はコロナ禍からずっとマイナス。
来期はさらに利益率が高い仕事の失注がほぼ確てしており、さらに厳しい状況になると予想。
DX関連商材を刊行しているわりには自社のDX化はほぼほぼ皆無という状況。