辻製油株式会社

事業の強み：
社名のとおり、基幹事業である植物油が安定した収益基盤になっていたり、
世の中に広く使われているにも関わらず、国内では自社のみの製品がある。
また、研究開発に注力しているため、すぐに芽が出ないが今後、有益な開発力がある。

事業の弱み：
BtoBでの事業展開をしてきたため、個人向け商品の展開はまだまだ発展途上である。
また、売り上げの大半が国内であるため、人口減少に伴う市場縮小が想定され、これからせいちょうするには、他分野や海外への展開が欠かせない。

事業展望：
長年注力してきた研究開発のポテンシャルが高いため、製品化や営業展開によっては大きく業績が拡大する可能性を秘めている。
食品以外への事業、個人向けや新ジャンルへの積極的な展開が、今後の会社の将来を左右する。

入社時の期待と入社後のギャップ:
挑戦を掲げる会社であると期待していたが、堅実な点が多いと感じた

成長・キャリア開発：
会社が準備してくれるというよりは、取得したい資格や受講したいセミナーについては、
積極的に支援してくれる。
仕事においても自発的な取組みを是認する環境があり、自分が望めばさまざまなことにチャレンジできる。

働きがい：
社員数が多くない分、裁量は大きいため、自分自身の取組みが会社全体に影響を及ぼすため、一人一人の存在感が大きいと感じる。
自由な取組みが許容されている反面、何もしないと何も得られないことが厳しさであり、働きがいである。

女性の働きやすさ：
子育てとの両立支援が手厚く、最近では全員が育児休暇、短時間勤務を取得している。

また、子供が小学校3年生終わるまで短時間勤務が認められていたり、
通常の年休とは別で「看護休暇」が有給で取得できるなど仕事と子育てが両立しやすい社風である。

企業カルチャー・社風：
新しいことにチャレンジすることを推奨するカルチャーがあり、意欲的に取り組みたい人には活躍できる社風である。
最近ではアップサイクルなど資源の有効活用に着目しており、SDGsの時勢とも合致した事業活動をしている。

組織体制・コミュニケーション：
事業所や事業部、工場が複数の拠点にあるため、他の部門とはコミュニケーションがとりづらい面があるが、
職種によっては定期的に意見交換する会を設けたり、不定期な社員イベントで普段顔を合わせない人と交流したりする。

ダイバーシティ・多様性：
人種や国籍などの多様性への取り組みはまだまだ発展途上段階である。
採用自体は新卒以外に中途採用者も多く、様々なバックボーンがある社員がいる。
また、海外勤務経験の社員も複数おり、段々と組織が変革していく状況である。