ナカキ食品株式会社

事業の強み：
ビッグネームを含む新たな顧客が増えることが、製造を通じてつぶさに分かる。確かに他の同業他社では聞いたことがない物を作っているのを肌で感じることができる。現場にいると、それがどのように会社の業績に結び付くかは分からないが、他社には作ることが出来ないアイテムを持っているように思われる。

事業の弱み：
気候に左右されやすい。暖冬時だと製品が売れづらい＝暇になることがあり、ふと心配になることがある。国内向けだけでやっていると正直弱いと思われる。ただ、海外向けに製品を作ることが増えてきたので、弱みをカバーできればという期待もしている。

入社時の期待と入社後のギャップ：
作業標準書など、はっきりとした「マニュアル」が無いので、そこは不安に感じた。目で見て覚える、先輩の動きを参考にするなど明確化されたマニュアルがあると仕事がしやすいと思う。ただ、業務上イレギュラーになることもあるため、何か異常なことが起きれば、まずは上司に報告すればよいと思う。環境については面接時に聞かされていたり、職場見学などで体験できるので、比較的スムーズに入り込めた。

成長・キャリア開発：
部署によっては資格（フォークリフト、クレーン等）を求められるところもある。自分はフォークリフトを取ったのだが、必要な資格取得については会社が取得費用を出してくれた。ただ、資格取得後、数年間は在籍しないといけないと言われたことがプレッシャーにも感じた。

働きがい：
営業職や事務職とは違い、体を動かして業務にあたる性質上、気持ちは楽と感じる。重いものを持ったり、暑い環境ではあるが、残業等すれば行った分給与に反映されるので、その点についてはやりがいを感じると思う。その日の業務を完遂すると、肉体的ではあるが爽快感を得られた。

女性の働きやすさ：
現場勤務者の男女比が半分ずつくらいなので、女性も働きやすい会社だと思う。ただ、力仕事も多々あるので、そういった部分において女性では難しいセクションもある。女性でもすべてを任されている仕事場もあるくらいなので、女性＝不利と捉えなくても良いと感じる。

組織体制・コミュニケーション：
社交的な人と寡黙な人がハッキリわかれているイメージ。製造部署は組織や指示伝達系統がある程度確立されているが、倉庫（商品管理部門）部署はあいまいな点が多いと感じる。コミュニケーションは気の合うものでグループを作っている感じ。逆に一匹狼を好む者も介在しているので、コミュニケーション力を求めるような雰囲気ではないと感じる。

ダイバーシティ・多様性：
最近は外国人の従業員も普通にいるようになった。国籍も多岐にわたっており、中国やネパール、ベトナム人も働いている。外国人従業員が増えてはいるが、現場勤務者が多いので企業の競争力にはつながっていないと思う。