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取材から受けた会社の印象
出張頻度が高い同社の水漏調査員。年間の合計で半年以上分、住み込むこともあるそうです。「出張生活って実際のところどうなのだろう」と気になった取材者は、その疑問を現場社員の方にぶつけてみました。
曰く「むしろ、出張は比較的オイシイ仕事なので、若手ほど行きたがりますよ」とのこと。なんでも、出張すれば家賃ゼロで住めるので、それまで住んでいたアパートを引き払って実家暮らしを始め、「かかるのは食費だけ」という生活をしている方もいるのだそうです。確かに、家賃も光熱費も基本的に会社が負担してくれるのであれば、自由に使えるお金もかなり増えそうですよね。また、部屋は完全個室。「出張先では上司の誘いに付き合わなければいけない」なんて社風も無いそうなので、仕事とプライベートの線引きをしっかりとしたうえで過ごせるとのことです。「収入を安定させて一人の時間を謳歌したい」という方にとっては抜群の環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい現場社員の方曰く、「一般的な仕事では経験できないようなことばかりで、特に入社後はどの仕事も新鮮で楽しかった」とのこと。「7~8キロをひたすら歩きながら行なう」という点も、「ピンポイントで漏水場所を当てられた時の爽快感」という点も、「出張先で地方での時間を楽しめる」という点も、同社の水漏調査員ならではの魅力です。毎日歩く場所も変わるので、「同じ作業ばかりで飽きてしまった」なんてことを感じる心配もありません。その中で、徐々に漏水を見極められるようになったり、漏水場所がピンポイントで分かるようになったり、成長を実感する機会も多いとのことでした。
厳しさ真夏日に急な坂道が多い道を歩いたり、影が少なく日が照っている場所をひたすら歩いたり。真冬には建物が少なく風がビュンビュンと吹く道路を歩いたり、雨で気温が著しく下がっている中を凍えながら歩いたり。その距離は7~8キロで、時間で言えば午前と午後に各3時間ほど。季節と担当エリアによっては、「歩く」という作業が大きな負担になることがあるそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人日々異なる道路やエリアを、歩きながら調査していきます。また出張頻度も高めです。「いろいろな場所に足を運べることを楽しめる」「一人の時間を楽しく過ごせる」という方にピッタリです。
向いていない人音を聞き分けられるようになるまで、少しずつ経験を重ねながらコツを掴むことが必要な仕事です。「コツコツと取り組むことが苦手」「専門スキルを身に付けることに楽しさを見出せない」という方には向いていません。