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取材から受けた会社の印象
食品メーカーや家電メーカー、化粧品メーカーなど、同社の取引先には誰もが知っているような大手メーカーがズラリ。社名を挙げることができなくて非常に残念ですが、あなたも知っていること間違いなしです。
そんな数々の大手メーカーと取引できている理由は、製品力。創業当時は足踏み式シール機が主流だった中、コストや手間をかけずに大量生産できる機械があったほうがいいと考えた同社は、ベルトコンベヤを併用した包装袋横送り専用機・オートシール機を開発しました。営業活動をしなくても、大量生産を行なう大手メーカーから問い合わせが寄せられたくらい、注目を浴びていたそうです。
大手メーカーと取引している実績が評判を呼び、徐々に取引先を拡大していった結果、現在国内外約1万社と取引している同社。中小企業でありながら、隠れた優良企業だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい大手メーカーと取引しているだけに、私生活で仕事の成果を目にすることができます。たとえば、スーパーへ買い物に行ったとき。お菓子売り場や冷凍食品売り場、調味料売り場、乳製品売り場、パン売り場で同社のシール機が使われている商品がいたるところに並べられているのです。買い物客や店員には決して真似できない、スーパーの楽しみ方ができるようになるでしょう。
厳しさクライアントは、食品メーカーが中心です。機械や装置の設置導入に訪問した先が冷凍食品メーカーの場合、長袖シャツの作業服を着ても震えるくらい寒いといいます。また、メンテナンスに訪問した先が水産加工品メーカーの場合、作業する場所がとれず真夏に冷房のない外で作業をしたことがあるそうです。営業でありながら、現場仕事のしんどさを感じることになります。
この仕事の向き&不向き
向いている人営業とはいえ、メンテナンスなどのアフターフォローが業務の半分近くを占めます。「ものづくりに興味がある」「機械いじりが好き」という方にぴったりです。また、メンテナンスではトラブル対応などうまくいかないことも発生します。そういった時に、「どうすればいいか?」と前向きに切り替えられる人が向いています。
向いていない人営業だけではなくメンテナンス業務もあるため、「営業だけをしたい」という方や、実際に機械をさわることに抵抗がある方には向いていないかもしれません。