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取材から受けた会社の印象
取材を通じて感じたのは、同社の「会社づくりの姿勢」。同社は基本的に土日休みで、残業も少なめです。ですが5年程前は土日出勤も多かったし、残業も多くしていたとのこと。そこで同社は「働き方改革」を決意。受注に対して計画的に製造を進められる体制づくりに乗り出したのです。
同社はまず自社の機械の台数を改めて確認。自社が対応できる受注の量を見定めることからはじめました。次に、受注の量が増える時、減る時を分析。取引先から送られてくる年間計画に沿って、計画の進捗管理と”見える化”で先々も見据えた改善が出来ました。その結果、社員さん達がムリをせずに働ける環境を作っていったのです。
どの会社でも、働きやすさは、その時の状況などによって変わるモノ。ですが改善の姿勢を持つ同社であれば、社員の働き方をずっと守ってくれるのではないかと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい機械加工は自動機が主流となりつつあり、知識がなくとも動かせてしまうものが多いのが現状です。その中で、切削加工の知識があるかないかでは加工の仕上がりに大きな差が生じるため、金型を使用して作った量産品の品質を見れば一目で出来栄えがわかるほどです。自分の目で見て手を動かし、肌で感じる事で多くの経験を得る事ができ、技術的な成長を得られること間違いなしです。仕上げ工程では金型造りの最終工程となるため、組みあがった時の達成感や製品の出来栄えへの手応えを感じると思います。
厳しさ製造現場では、ほんの数mmの誤差も許されないくらい細かな作業が多いので、仕事に取り組む際はみんな真剣です。図面の見間違いや出来栄えの確認など要所要所での集中が必要な作業です。そのため、集中力がない方には厳しいと思います。
この仕事の向き&不向き
向いている人確実に確認をしながら作業を進められる方が向いております。また、物事をコツコツと丁寧に進められる方に向いています。その他に、製造の各工程を担当するメンバー同士で、連携しながらモノづくりを進めていく体制です。そのため、人とのコミュニケーションを楽しめる方は活躍できるでしょう。分からないことを素直に先輩などに質問できる方なども、スムーズに成長できます。
向いていない人加工して作る部品が多く、先輩たちと分担して対応します。連携をとる必要があるため、チームワークを大切にできない方には向きません。