好奇心旺盛な方、大歓迎。「モノづくりのプライド」存分に発揮してください。

代表取締役

杉山大介

愛知県出身の59歳。2005年に『杉山重工株式会社』の社長に就任した。就任以来、海外での事業にも積極的に取り組むなど、『杉山重工株式会社』のさらなる発展をけん引している。また今年より一般社団法人日本粉体工業技術協会の理事に就任。

我が社の現状と今後の展開

私たちが提供している機械は、自動車業界や、電子・電池の基幹部品を扱う業界などに広く必要とされています。各部品の特性を引き出すための材料の設備などを、オーダーメイドで作ってきました。

例えば、スマートフォンやパソコンなどにも、電池は使われています。ただ、ひと昔前までは、それらの機材は発火のリスクがある、とも言われていました。その原因は、材料の中に混じっている不純物。しかし、当社独自の技術によって、それらの解消を実現。より安全に、スマホやパソコンを使用していただけるようになっています。この技術を含め、計30件以上の特許も取得しており、築いてきた実績も豊富。オーダーメイドである分、市販の装置・機械では実現できないような高品質な設備を提供できており、それが2020年度の売上高約4億円アップに繋がったと考えています。

仕事をする上で大切にしていること

2005年に社長に就任して以来、先代からの教えである「なぜ？を突き詰めて勉強しなさい」ということを伝えてきました。これは、ある種「モノづくりを行なう者としてのプライドを持ってほしい」ということでもあります。

私達が扱う”粉”は、状況によって様々な挙動を示します。煙草の煙のような気体、水のように流れる液体、締まり固まる個体。これらの特性を把握して装置の設計を行なう必要があります。機械設計の知識のみならず、失敗を伴う経験値が不可欠となります。そのため、主体的に勉強し続け、積極的に挑戦することが、当社の機械設計として活躍する秘訣だと考えています。

今回入社される方に期待すること

扱う素材は、かなり幅広くあります。例えば、セラミックス、電子素材、ガラス、食品、医薬品、農薬、肥料…など。案件によって、様々な業界のお客様から、「こんな機械があったら嬉しい」「こういう機能、新しく搭載できない？」などご相談をいただきます。それらに応えるには、「新しいことと出会うのが好き」「自分でイチから設計したい」といった意欲が大切です。「言われた通りに進めていくだけ」という姿勢では、なかなか難しい世界だと思います。

もっと言えば、将来的には会社を動かすような幹部ポジションを目指していただきたいです。「会社の歯車として働いてほしい」なんて考えは一切ありません。あなたが主体となって、あなたの考えを反映させた環境にしてもらえればと考えています。きっと、チャレンジ精神が旺盛な方なら大丈夫。私たちもあなたを、しっかりとフォローしていくつもりです。