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取材から受けた会社の印象
「安心・安全な運行」が同社のモットー。一見「安心・安全」は当たり前だと感じがちですが、近年バス業界の意識の低さが問題視されています。そんな現状を打破すべく、同社は道路交通安全マネジメントシステムに関する国際規格「ISO39001」を取得するなど、他社とは一線を画した仕組みづくりを続けてきたのだそう。この国際規格は、バス事業者としては全国で十数社しか取得できていないハードルが高いものなのだとか。月に一度すべての運行をストップし、社内の安全問題に関わるリスクを抽出。改善策を考察して目標を設定し、その後もPDCAを繰り返し、安全対策を高めていったのだといいます。皆様が安心して乗車しているバスの裏側にはこんな秘密があるのかと感心しました。
令和2年1月から乗合バス事業も参入の同社。盤石な運営体制と将来性を兼ね備えた企業だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい幼稚園から高校までの遠足や社会科見学といった学校行事を担当することが多い同社。一生の思い出に残るツアーを彩る一人となれるのは、大きなやりがいのひとつ。さらに無事にツアーを終え、安全に帰ってきた際に、先生方や児童・生徒さんから「ありがとう!」「楽しかったです!」といった声をかけていただける機会も多いのだとか。仕事を通じて一番嬉しい瞬間だとのことでした。
厳しさ埼玉県で一番クオリティの高いサービスを提供できる観光バス会社を目指している同社。非常に「安全」には厳しい意識で取り組んでいらっしゃいます。どんなに仕事に慣れても、自分自身が多くの人を乗せ、多くの人の命を預かっているという自覚を持ち続け、社内のルールや規律を厳密に守ることが当たり前に求められるでしょう。「まぁいいや」「これくらいなら大丈夫」という考え方は許されません。
この仕事の向き&不向き
向いている人運転士とはいえ、バスを運転するだけが仕事ではなく、いわば接客業です。そのため、明るい対応ができる方、人と会話することが好きな方に向いているといえます。
向いていない人安全を第一に考えている同社。「しっかりと睡眠をとる」「深酒をしない」といった安全運転に大切な当たり前のことを日常的にできない方、安全への意識が低い方には不向きです。