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取材から受けた会社の印象
警備輸送スタッフの方の服装をみると、防弾チョッキを着て、ヘルメットを着用。お客様先に到着した時には、警棒を持つことになります。貴重品を扱うだけに危険を感じる機会が多いのでしょうか。
率直に質問したところ、北陸エリアでは過去10年にわたり1度も事件は発生していないそうです。たまたまこうした結果になっているのではなく、「見せる警備」により抑止力が働いているのだといいます。
「見せる警備」とは、警戒態勢を敷いていることを周りにわからせること。警備輸送スタッフの厳重に警戒した服装や表情をあえて見せることで、犯行を諦めさせているのです。加えて、お客様先に着いたら、2人で左右に分かれて半径30メートルの範囲を捜索。死角に潜む犯人を探し出す「見つける警備」も同時に行なうことで、抑止力をさらに強化しているのです。
一見、警備輸送スタッフの安全性が気になりますが、危険が及ばない体制が徹底されていました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい貴重品を積み込み、お客様に運んで渡す。この一連の流れで仕事は完結します。任された貴重品は、その日中に必ず届けられるスケジュールで進められます。翌日以降に業務が続くことはありません。すべての貴重品を届け終わり、空になったトランクルームを目にするたびに、「今日もやりきった」という達成感を覚えるそうです。
厳しさ警備輸送スタッフは季節に関係なく、防弾チョッキとヘルメットを着用しています。万が一の時を想定する目的だけでなく、犯行を諦めさせる抑止力を働かせるためです。警備輸送で1度外に出たら、社内に帰ってくるまで脱ぐことはありません。時には全身汗だくになることもありますが、すべてはお預かりした貴重品を安全かつ確実に届けるため、そして自分の身を守るためなのです。
この仕事の向き&不向き
向いている人決められたルールに従って進めることが、貴重品を安全に送り届けることにつながります。物事をコツコツと取り組める方に向いている仕事です。
向いていない人現金などの貴重品を扱うため、安全性を踏まえて必ず2名体制で対応します。チームで進める仕事になることから、時間にルーズな方、一人で仕事をしたい方は向いていません。