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取材から受けた会社の印象
日本海に面する新潟県。清澄な水と肥沃な土壌に恵まれ、米の名産地として有名です。えだまめやル レクチエ、チューリップなど、野菜・果樹・花きの生産に加え、『にいがた和牛』など畜産も盛ん。農地の9割にのぼる田園、県全体面積の約68%を占める広大な森林…これらを生み出す農業・林業は、新潟県にとって重要な産業です。
また、今回募集する「農林水産部」が手がけている分野は、農業や林業だけではありません。生産面に加え、経営にもスマート技術を取り入れた農業・林業のDX化、脱炭素社会の実現に向けた農業・林業の役割発揮などにも取り組んでいます。
同部署では現在、農業・林業共通の「新潟県農林水産物輸出拡大実行プラン」、農業では「園芸振興基本戦略」や中山間地域の維持・発展に向けた「ビレッジ・プラン2030」などを進めているそう。県庁でなら、新潟県の農業・林業の活性化を支える影響力の大きい仕事ができそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■新潟県における農業・林業の活性化に貢献できる喜び
新潟県行政の一員となるからこそ、新潟県の農業や林業により広域的・継続的な支援が可能。農業・林業従事者など各産業の“当事者”と関わる機会も多く、農業や林業に対する貢献性を感じられるとのことです。
業務の中で、新しい取組や改善方策の提案が積極的に行われ、実際に実現されている取り組みもあります。例えば、農業従事者の新たな担い手確保に関する取り組み。一般的に、農業を始める方が栽培技術などを習得するためには、大学などで学んだり、農家の研修に参加したりすることがほとんどです。しかし新潟県において、特に園芸品目では「新たに農業を始める人」と「農業従事者」両者のマッチングが課題となっていました。
そこで1人の職員の方が、「産地」として複数農家で受入れを行う仕組みを提案。農業従事者やJA、市役所と連携を図りながら体制をつくりました。この仕組みを取り入れた産地では、ほぼ毎年研修生の受入れがなされているそう。数年後には独立して生産者となり、その産地を支える一員となっているとのことです。現在、担い手の確保に効果的なこの仕組みは事業化され、県内各地域で展開されています。
今回入庁される方は、民間企業などで得た経験・知見を活かした新しい発想が求められています。実現には、多くのステークホルダーを巻き込み、様々な調整を行いながら進めなければいけません。その苦労を乗り越えた先には、「新潟県の農業や林業を活性化させられた」という大きな喜びを味わえるでしょう。
新潟県行政の一員となるからこそ、新潟県の農業や林業により広域的・継続的な支援が可能。農業・林業従事者など各産業の“当事者”と関わる機会も多く、農業や林業に対する貢献性を感じられるとのことです。
業務の中で、新しい取組や改善方策の提案が積極的に行われ、実際に実現されている取り組みもあります。例えば、農業従事者の新たな担い手確保に関する取り組み。一般的に、農業を始める方が栽培技術などを習得するためには、大学などで学んだり、農家の研修に参加したりすることがほとんどです。しかし新潟県において、特に園芸品目では「新たに農業を始める人」と「農業従事者」両者のマッチングが課題となっていました。
そこで1人の職員の方が、「産地」として複数農家で受入れを行う仕組みを提案。農業従事者やJA、市役所と連携を図りながら体制をつくりました。この仕組みを取り入れた産地では、ほぼ毎年研修生の受入れがなされているそう。数年後には独立して生産者となり、その産地を支える一員となっているとのことです。現在、担い手の確保に効果的なこの仕組みは事業化され、県内各地域で展開されています。
今回入庁される方は、民間企業などで得た経験・知見を活かした新しい発想が求められています。実現には、多くのステークホルダーを巻き込み、様々な調整を行いながら進めなければいけません。その苦労を乗り越えた先には、「新潟県の農業や林業を活性化させられた」という大きな喜びを味わえるでしょう。
厳しさ■学習面での苦労が多い
定期的な人事異動があり、2年~4年で別セクションへ異動となる場合があるそう。農業や林業をまたぐ異動はありませんが、セクションによっては業務内容の詳細が異なることも。数年かけて業務を覚えても、異動すればまた新たな業務をイチから覚え直し…ということもあるのだとか。不明点があれば先輩職員に聞いたり、他の県や地域の事例を調べたりするなど、勉強が欠かせません。学び続けなければならない大変さは理解する必要があります。
定期的な人事異動があり、2年~4年で別セクションへ異動となる場合があるそう。農業や林業をまたぐ異動はありませんが、セクションによっては業務内容の詳細が異なることも。数年かけて業務を覚えても、異動すればまた新たな業務をイチから覚え直し…ということもあるのだとか。不明点があれば先輩職員に聞いたり、他の県や地域の事例を調べたりするなど、勉強が欠かせません。学び続けなければならない大変さは理解する必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人■インパクトの大きい仕事に惹かれる方
行政組織の一員として、農業・林業の振興プロジェクトに携わる仕事。施策は県単位・地域単位、また数年単位のものが多いです。県や地域に影響するなどインパクトが大きい仕事を行うからこそ、「新潟県の農業・林業に良い影響を与えていきたい」と考えている方に向いています。
行政組織の一員として、農業・林業の振興プロジェクトに携わる仕事。施策は県単位・地域単位、また数年単位のものが多いです。県や地域に影響するなどインパクトが大きい仕事を行うからこそ、「新潟県の農業・林業に良い影響を与えていきたい」と考えている方に向いています。
向いていない人■相手のために行動できない方
施策実現に向け、農業・林業従事者の方々の状況や気持ちを十分に汲みながら、交渉・調整を行います。そのため「相手に合わせたコミュニケーションが苦手」という方や「諦めの早い方」には向いていません。
施策実現に向け、農業・林業従事者の方々の状況や気持ちを十分に汲みながら、交渉・調整を行います。そのため「相手に合わせたコミュニケーションが苦手」という方や「諦めの早い方」には向いていません。