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取材から受けた会社の印象
近鉄グループという大手の資本力をもとに成長を続ける同社ですが、それとは対照的に地域密着店としての“お客様との距離の近さ”も魅力の1つとのこと。取材では、その詳細をお聞きしました。
同社の場合、陳列や調理などはパートさんに任せ、正社員はフロアに出てお客様と接し、直に商品のニーズや反響を伺う機会が多いとのこと。店舗にはご高齢の常連が多いそうで、時には「これ、僕の自慢の惣菜なので食べてください」とオススメし、翌日「本当においしかったわ、今日はどれがオススメなの?」といったやりとりをすることも珍しくないとのことでした。
現在では、買い物の履歴によってお客様を「健康志向」などの8つの志向性に分類・分析して、商品を提案してくれるスマホアプリの開発を進めるなど、新しい挑戦も積極的に行なっているとのこと。大手企業の安定基盤を持つ同社でなら、活き活きと働けそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同社では、仕事に慣れてくれば運営スタッフ自身が販売計画や売り場づくりなどを担うこともできるそう。例えば、バレンタイン。同社の運営スタッフが「せっかくのバレンタインだから、何か話題になることがしたい」と考え、イチゴ売り場をハート形にアレンジ。お客様や営業に来た有名アイスメーカーの社員から、「どなたが作ったんですか?」「写真撮っても良いですか」と尋ねられるなど、大きな話題を呼んだそうです。自分のアイデアによって売上が伸びたり、社内外で話題になったりといった際には大きなやりがいを感じられるとのことでした。
厳しさスーパーは、地域の方々にとって欠かせない生活インフラのひとつです。特に食品に関する安心・安全は絶対で、万が一、賞味・消費期限や成分表示の誤りが発生した場合は、店舗全体、ひいてはブランド全体のマイナスイメージにつながりかねません。また、フロアに立つときはもちろん、バックヤードで作業しているときも、常にお客様から見られているという意識を途切れさせてはいけないとのこと。髪を触る、くしゃみをするなどの些細なしぐさも、「不衛生」という印象を与えかねないため、プレッシャーを感じながら仕事を進めなければならないそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人常連のお客様と名前で呼び合うこともあるなど、地域に根差したスーパーとして事業を展開しています。時には、お客様とちょっとした世間話をすることも。お客様との距離も特に近いため、相手にじっくり寄り添った接客がしたい方に向いています。
向いていない人社歴の長いパートさんも多く、最初のうちはパートさんから仕事を教わる場面も多々あります。また、お客様から厳しい指摘をもらう場面も発生するでしょう。そうした際に、謙虚な姿勢や誠実な対応ができない方は向いていません。