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取材から受けた会社の印象
警備の仕事って、皆さんが思っているほど危険なものじゃないんですよ。と語ってくださったのは同社のスタッフ。不審者がいた場合も、関係者や警察などに連絡・報告するのが原則とのこと。不審者ともみ合いになることは?と聞くと、即座にないですねとの答えが返ってきました。護身術の訓練は受けているそうですが、それは人を攻撃するのとはまったく違うもの。不審者を確認するために現場に駆けつけることはあるものの、自ら近寄って撃退することはないのだとおっしゃっていました。
聞けば、セキュリティスタッフの役割の1つは、そこに存在することで犯罪の抑止力になることだとか。確かに、通報されるリスクなどを考えれば、スタッフがいる場所でわざわざ悪さをする人もいないでしょう。そういった意味でも自分がイメージしていた仕事より安全だと思いました。それでも不安という方は、安全面について面接で確認してみてはいかがでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい当然ですが、その日にトラブルが発生するかは勤務してみなければ分かりません。中には不審者を発見した、という日もありますが、何ごともなく1日が終わるケースがほとんどです。しかし、そんなときにこそ満足感を得られるのだと伺いました。自分たちが目を光らせているおかげで、施設の安全が守られている。そういった実感が持てる仕事だと思います。
厳しさ施設によって巡回時のチェック箇所は異なりますが、同じ施設内においてやることは変わりません。ある種、ルーチンワークに近いところもありますので、同じ毎日の繰り返しに単調さを感じることがあるでしょう。とはいえ、マニュアルに沿った行動が要求される仕事ですから、自分の判断でやり方を変えることもできません。
この仕事の向き&不向き
向いている人施設にこられた方への対応もあるため、感じのいい接し方を意識できる方は適性が高いでしょう。また、この仕事にはスタッフ間の連携が欠かせません。チームワークを大切にできる方にもぴったりです。
向いていない人たとえば、繁華街の施設では酒に酔った方から話しかけられることも。仮に何かいわれても、手を出してしまうと大問題に発展します。落ち着いて行動できない方、冷静な対応を心がけられない方には向いていません。