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取材から受けた会社の印象
1966年の設立以来、半世紀以上にわたって知的障碍を持つ人たちや、子どもたちの支援をつづけてきた『社会福祉法人くるみ会』。知的障碍者支援施設だけではなく、施設児童養護施設や児童自立援助ホーム、グループホームなど、幅広い施設を展開。子どもの成長と大人の生活支援の両軸で、人々を支え続けてきました。
そんな『くるみ会』ですが、2017年4月には、同じ横浜市内にある社会福祉法人「試行会」・「杜の会」の2法人と合併。新法人『ル・プリ』として、新たなスタートを切りました。合併により、事業基盤がさらに強固になったことはもちろん、各施設ごとに培ったノウハウの共有や、職員の方々のキャリアにおける選択肢の多様化にもつながったそう。同法人では、今後も継続的に新施設を立ち上げていく方針。幅広い課題を抱える人々に対して、さらに支援体制を整えていくそう。今後のさらなる成長に期待が寄せられます。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいたとえば、利用者さまから「もう帰っちゃうの?」と言っていただけたり、名前を覚えて呼んでいただけたとき。頼られているという喜びと、信頼関係を築けた嬉しさを実感できるとのことです。また、利用者さまと一緒に過ごす時間が長くなるほど、言葉を交わさずとも相手の考えていることが分かるようになってくるのだとか。利用者さまの気持ちを読み取って先回りして行動をすると、「分かってるね」というような嬉しそうな表情を見せてくださる方もいらっしゃるといいます。
また、自分がサポートした利用者さまの変化を見られる瞬間は、大きな嬉しさを感じられるとのことです。たとえば、愛着障碍のあるお子さん。特定のスタッフに異常な執着をみせ、スタッフが他の子どもと接していると暴れてしまうことがあったそう。そこで、心理士や外部の研修でもらったアドバイスを元に、適度な距離感、気持ちを受け止めること、できることを褒めることを徹底しました。そうすることで、お子さんは自己肯定感を持つことができ、愛着障碍が徐々に収まっていったのだそうです。このように、自分のサポートで利用者さまを大きく後押しできたと感じられたときは、この仕事の価値を感じられるとのことでした。
また、自分がサポートした利用者さまの変化を見られる瞬間は、大きな嬉しさを感じられるとのことです。たとえば、愛着障碍のあるお子さん。特定のスタッフに異常な執着をみせ、スタッフが他の子どもと接していると暴れてしまうことがあったそう。そこで、心理士や外部の研修でもらったアドバイスを元に、適度な距離感、気持ちを受け止めること、できることを褒めることを徹底しました。そうすることで、お子さんは自己肯定感を持つことができ、愛着障碍が徐々に収まっていったのだそうです。このように、自分のサポートで利用者さまを大きく後押しできたと感じられたときは、この仕事の価値を感じられるとのことでした。
厳しさ関係性が築けていなければ感謝をされることはありませんし、良かれと思って行なったことが利用者さまにとっては望まないことだった場合もあります。何をしても必ず「ありがとう」と返ってくるものだという思い込みは禁物です。
また、利用者さまの中には気持ちを言葉や態度に表さない方もいらっしゃいます。最初は利用者さまの些細な表情の変化に気づけなかったり、たったひと言「あ」と発せられた言葉の意味を汲み取れなかったりなど、関係の築き方には苦労するかもしれません。また、利用者さまの心はデリケートです。ちょっとしたことで、心が不安定になってしまうことも。ときに「あっちにいけ!」「うるさい!」など、きつい言葉をかけられることもあるそう。そんなときには、自身の無力さや悲しさを感じてしまうとのことでした。
また、利用者さまの中には気持ちを言葉や態度に表さない方もいらっしゃいます。最初は利用者さまの些細な表情の変化に気づけなかったり、たったひと言「あ」と発せられた言葉の意味を汲み取れなかったりなど、関係の築き方には苦労するかもしれません。また、利用者さまの心はデリケートです。ちょっとしたことで、心が不安定になってしまうことも。ときに「あっちにいけ!」「うるさい!」など、きつい言葉をかけられることもあるそう。そんなときには、自身の無力さや悲しさを感じてしまうとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人生活支援スタッフとして何より重要なのが、利用者さまの気持ちを“汲み取る力”です。聞き上手な方や観察力がある方に向いているでしょう。たとえ忙しい場面でも丁寧なコミュニケーションを心がけられる方は活躍が期待されます。
向いていない人くるみ会では、利用者さまの主体性を何より大切にしています。まずは利用者さまの意思を聞き、あくまでサポートするというスタンス。“何でも自分がやってあげたい”というタイプの方には向きません。