動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
本社のオフィスに入ると、右側の壁一面に同社が企画した商品が所狭しと並んでいました。同社と同じくらいの企業規模で商品企画を手がけている会社は少なくないと思うのですが、およそ300種類という商品ラインナップの多さは予想外でした。その感動は【動画でCheck!】でもおわかりいただけるかと思います。一方で、これだけ膨大な量の商品を提案するとなると難しいように感じたのも、取材者の正直な気持ちです。でも知識さえはじめにきちんと覚えれば、商品企画に関わることもできるようになりますし、長期的に見ると楽しみのほうがたくさん待ち受けているのではないでしょうか。本社でお会いした営業の方が「商品に魅力があるから売っていて楽しい」と話しておられたのが、その証拠だと思います。ちなみに今後は、衣料用柔軟剤などの香り市場が伸びる傾向にあるそう。日々アイデアをストックしておくといいかもしれません。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいどんな商品をどれだけ売ってもいい。なければ企画すればいい――営業一人に与えられるその自由度の高さには驚きました。「うちにはマーケティング部門はないでしょ。だから、営業一人ひとりが自分で試して、失敗や成功を繰り返しながら覚えていくのが一番効率的だと思いますね」と社長はおっしゃっていました。ルールや指示でがんじがらめになることなく、未経験からこれだけ自由にやらせてもらえる環境なら、のびのびと仕事を楽しめるのではないでしょうか。
厳しさこの仕事の基本は商品を知ることから始まります。その数はおよそ300種類。その中でも、小売店向けのPB商品と卸売会社向けのNB商品がありますから、混同して提案することがないように工夫して覚えることも必要です。加えて同社は少数精鋭の組織ですから、イチから仕事を手取り足取り教えてもらえる環境ではありません。わからないことや知りたいことは自分から率先して質問や相談をし、知識を定着させなければ、いつまで経っても商品企画に挑戦することはできません。
この仕事の向き&不向き
向いている人「何度も失敗して初めて覚えるもの。だからルールや前例で縛るようなことはしない」というのが社長のスタンスです。そのため、自由度の高い環境で仕事がしたい方に向いていると思います。
向いていない人この仕事は商品企画にもチャレンジできますが、あくまで営業としての提案で成果を出すことが求められます。そのため、企画の仕事がしたくてこの仕事を選ぼうとしている方にはおすすめできません。