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取材から受けた会社の印象
1962年の設立より、京都の地下鉄や路線バスの運営などを行なう「京都市交通局」の委託事業を手がけてきた同法人。窓口案内や定期券発売、広告事業、コンビニの運営など、バス・地下鉄の運営に欠かせない業務を長年にわたって手がけ、地域の重要なインフラを守り続けてきました。
また2016年からは、京都市営地下鉄烏丸線の一部駅における駅職員業務の委託も受けるなど、より幅広く支援できる体制に。近年はインバウンド需要も以前のように活気が戻ってきており、各駅における観光客への対応・サポートのニーズが増えている状況。駅職員や窓口スタッフの重要度も増していることから、今回の募集に繋がっているとのことです。応募にあたって必須となる特別な経験・スキルはない今回の募集。安定した事業基盤がある環境で、「地域の魅力を広める仕事がしたい」「観光客の方々を支えたい」と考える人には、ピッタリの仕事だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい京都の中心部を走る路線ということもあり、やはり観光目的のお客様が多くを占めます。初めて京都に訪れた国内の観光客や、日本に不慣れな外国人の団体客など、お客様はさまざま。「近くのお勧めのスポットはある?」「桜が綺麗に見られる場所を知りたい」など、明確な目的地がないケースの場合は、自分のお勧めの場所を紹介するときも。問い合わせに応えたお客様の帰り道で、「教えてもらったスポット、とっても良かった!」と喜んでもらえた時など、自分の仕事の介在価値を実感すると言います。
厳しさ業務の中では、定期券や1日乗車券などの発売や、提携施設の宿泊手配なども対応します。特に定期券・乗車券に関しては、他社が管轄する路線や、他の交通機関との乗り入れが発生したり、利用にあたっての条件・ルールなどが細かく設定されているケースもあります。誤った案内をしてしまうと、想定した利用ができずクレームに繋がってしまうことも。複雑な関西の路線図や、多種多様な乗車券のルールなどを覚えることに、初めは大変さを感じるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人日々沢山のお客様から、京都の観光名所や交通アクセスなどをはじめとする、お問い合わせに対応します。決まった受け答えをするだけでなく、自分が行って良かったスポットを紹介したり、1日の観光ルートを立ててあげたり、細やかな配慮やおもてなし精神を持って対応できる人にピッタリでしょう。
向いていない人老若男女問わず、幅広い年齢層の人々と日常的に関わる仕事となります。お客様に気持ち良く交通機関を利用していただくために、言葉遣いやふるまいなどには常に気を払う必要があります。人に見られる意識を持って、マナーや礼節を守った行動が取れない方には向きません。