取材から受けた会社の印象
ご高齢者の身元保証支援などの生涯支援を目指す「認定NPO法人きずなの会」の立ち上げのときから、依頼者の方の金銭管理面でのサービスを請け負ってきた同事務所。「身寄りがない」「ご家族と離れて暮らしている」といったことで悩まれているご高齢者が増えていることから、「認定NPO法人きずなの会」の支援を必要としている方が増加。それに伴い、相続手続きなどの案件も増加傾向。その背景には、やはり昨今の高齢化の影響があるといいます。今後もますます増えていくことが予想されるため、今回新しい事務員を募集することになったとのことでした。時代のニーズに合った事業展開を行ない、順調に成長を続けている同事務所であれば、ご入社される方も安心して働けるのではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい今回お任せする業務は、相続人の調査からスタートしていきますが、案件によって難易度も異なるのだそう。過去には相続人が海外にいるため、手続きが完了するまでに2年を要したこともあったのだとか。家族構成や居住地などを調べて連絡を取って…と一つひとつ対応していき、無事に手続きが完了できたときは、大きな達成感があるといいます。また、手間のかかる手続きだからこそ、相続人から感謝されることも多いそうです。
厳しさ金銭管理面のサービスは、私たち事業者への信頼があるからこそ成り立つサービスです。そのため、預り金の精算においても決してミスは許されません。また、相続人はスムーズにコミュニケーションが取れる方ばかりではありません。「早くしてほしい」と急かしたり、なかなか連絡をくれなかったり。こういった場合の対応に難しさを感じることもあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人案件によって必要な対応が微妙に異なります。マニュアル通りにはいかないこともあるため、都度周りへ聞いたり、確認したりすることが大切です。そのため、「分からないことを素直に聞けて、柔軟に対応できる方」に向いています。また、周りのメンバーと分担して取り組むため、「協調性のある方」が求められます。
向いていない人少人数で業務を担当しているからこそ、お互いコミュニケーションを取り合い、チームワークで仕事を進めていくことがポイントとなります。「周りと協力しながら仕事をするのが苦手な方」や「チームワークを大切にできない方」にはお薦めしません。また、「自分のやり方を押し通そうとする方」には向いていません。