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取材から受けた会社の印象
「すべての工場を訪問する。生産地にも毎年行く」と話すのは、同社の代表である海老原さん。中国やタイ・トルコ・イタリアなど世界各国から製品を輸入している同社にとって、毎年生産地に行くのは大変なはず。また、以前には奥様と一緒に、ドバイやイタリア、トルコのパスタを何種類も食べ比べて、パスタの比較を行なったのだとか。ではなぜ、海老原さんはそこまでこだわっているのでしょうか?
その理由を伺ったところ、「当社がメインに扱っているのは、ホテルやレストラン、施設給食で使用する業務用食品です。そのため、パッケージデザインやブランドではなく、味や品質、価格が重視されるからです」とのお答え。また、200種も取り扱っているため、飲食店などのお客様が使用する缶詰はほとんどを、同社だけで調達が可能とのこと。代表のこうしたこだわりが、売上の拡大や同社の成長に繋がっていることが分かりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい担当するのは、商品の輸入・販売にかかわるすべての業務。海外の担当者とのやりとりを行なうなど、グローバルな環境で活躍できる誇りを感じるそうです。また、すべての仕事に関わるのでさまざまな業務を経験でき、自身の成長を感じられるのだとか。さらに、実際に試食した上で味やラベルなどに関して意見を発信できる環境とのこと。自分の意見が商品に取り入れられたり、街なかで自分の関わった商品が実際に使われているのを見かけた時に、大きな達成感を味わえるのだそうです。
厳しさ同社がメインに扱っているのは、ホテルやレストランで使う業務用食材になります。そのため、「手続き・書類の不備で商品が届かない…」といったことは絶対に厳禁です。自社の信用を失うだけでなく、ホテルやレストランの評判にも影響が出てしまいますし、料理を楽しみにしているエンドユーザーの方にも迷惑をかけてしまいます。不備がないか何度もセルフチェックするなど、責任感を持って取り組むことが求められるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人お客様との約束通りに商品を納品するためには、貿易事務作業で行なう手続きや書類作成がとても大切。ミスがないよう「コツコツ仕事に取り組める方」に向いています。また同社は残業が一切なく、「完全週休2日(土日祝)」「年間休日120日以上」とお休みもしっかりあります。「プライベートを大切にしたい方」にもピッタリです。
向いていない人お客様から問い合わせをいただいた時に、きちんと自社が扱う商品について説明できなければなりません。そのために同社では、まずは実際の商品を規格書などを見ながら試食することから始めるようにしているそうです。「自社が扱う商品に関心が低い方」「食に興味が無い方」には向いていません。