元労務の社長として、働きやすさを向上させていきます。 | 転職・求人情報なら、【エンジャパン】のエン転職

代表取締役社長

若林　泰治

1989年、新卒で日本交通へ入社。ハイヤー事業部に配属され、約10年間営業や配車業務に携わる。その後労務へ異動し、約20年間にわたり社員の労働条件や労働環境など働きやすさの見直し、改善をしてきた。管理部門の責任者、そして役員を経て、2020年8月代表取締役に就任。社員の働きやすさ向上を大切に、会社の指揮をとっている。

子どもの頃の夢は、プロレスラー。身体を鍛えるためにはじめた空手で、全国大会にまで出場する。尊敬する人物はアントニオ猪木。現在の趣味は、野球やゴルフなどのスポーツ観戦。

我が社の現状と今後の展開

タクシーとハイヤーがメイン事業となっていますが、どちらも好調ですね。タクシーなら2019年と比較すると売上が120％になっていますし、ハイヤーも依然好調で利益率の高い事業です。

たとえば東京でのハイヤー事業のシェアは25％となっており、大手企業や有名企業をはじめ多くのお客様から引き合いをいただいています。「他社でハイヤーを利用していたが、日本交通のハイヤーは全然違う」というお客様も多いです。最近では外資系企業のご依頼が増えてきており、日本流のおもてなしの心を高く評価いただいていると感じます。

乗務員育成が追いつかないため、増え続けるご依頼にお応えできない現状があります。逆にいえば、採用が進んでいくことで、もっと拡大できる余地があると思っています。

仕事をする上で大切にしていること

誠実さ、真心というキーワードを大切にしています。その背景には、ある乗務員の存在がありました。

過去、テレビ局専属で業務にあたっていた乗務員がいたんです。お客様からの信頼が厚く、ずっと指名をいただいていました。どんなサービスを提供しているかを尋ねると、返ってきたのが「誠実」「真心」という言葉でした。彼は20年前に亡くなったんですが、テレビ局の有名なアナウンサーの方も葬儀に参列していただきました。多くの方に愛されていたことがよく分かりますよね。

誰に対しても誠実で、真心をこめたサービスを提供することで、多くの人の心を動かすことができる。今でも彼の言葉を大切に業務をしていますし、社員みんなもそうであってほしいと思っています。

今回入社される方に期待すること

先ほどお話した、誠実で真心をもって仕事に取り組んでくれる方なら、経験や知識などは一切問いません。教育制度は業界内でも随一ですから、前向きに学ぶ気持ちがあれば、どこへ行っても活躍できる乗務員になれますよ。

ハイヤーの中での待機、営業所内での待機など、非常に待機時間が長い仕事です。ゲームや推し活など、何をしてもらっても構わないんですが、特に安全運転のためにも仮眠は推奨しています。新しい設備なのか仕組みなのか、乗務員がもっとリラックスできるような、成長できるような、待機の仕方を考えているところです。楽しみにしていてください。

労務出身の社長として、今後も従業員が明るく元気に笑顔で働ける環境づくりを進めていきます。「元気があれば何でもできる！」の精神で（笑）。