前職は、大手IT企業の法務。未経験からスタートし、契約書の作成やチェック、新サービス立ち上げ時のリーガルチェックなどを担当していました。ふと立ち止まった時、生活に密接する様々なサービスに携わる中で、「民間からだけでなく、公共からも何かできないか」という思いが徐々に強くなっていったんです。
大学生の頃からインターンシップやボランティアを経験。個々の団体の努力も大事ですが、それだけでは限界があると感じ、「社会の基盤に近い仕事をしたい」という思いを持っていました。
そんな時、見つけたのが厚生労働省の募集情報。所掌が広く、幅広く生活に密着した制度を担っていること。また、前職で携わった事業との関連もあること。それらが後押しとなり、応募に踏み切りました。選考過程では、政策課題についてディスカッションをする機会も。自分なりの考えを説明しつつ、もっと勉強しないといけないと思ったことが印象に残っています。
健康・生活衛生局総務課長補佐
鈴木 康平
大学在学中、インターンシップやボランティアを経験。「より社会の基盤に近い事業を展開しているか」という軸で、就職活動を実施。大学卒業後、大手IT企業の法務として活躍するなど、順調にキャリアを積み重ねる。
民間企業での勤務経験を活かし、厚生労働省へ。現在32歳。健康・生活衛生局にて、課長補佐として旅館・ホテル等の生活衛生の向上に関する業務や、がん登録などのがん対策に関する業務に従事している。
前職 |
サービス(その他)業界
法務・コンプライアンス
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転職後 |
団体・連合会・官公庁・独立行政法人業界
国家公務員
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転職理由と、この会社に決めた理由
仕事の感想と、入社してよかった点
現在は、旅館・ホテル等の生活衛生の向上に関する業務や、がん登録などのがん対策に関する業務に従事。入省してよかったのは、自分の仕事と社会とのつながりを実感できることです。
例えば、直近で関わったのが、旅館・ホテルなど事業者向け指針の策定等の施行事務。法律が成立した後、施行までに指針を策定・公表する必要がありました。その内容を検討するための有識者による検討会を立ち上げ、検討会の議題として取り上げるたたき台を上司と一緒に作ったり、関係各所に意見をヒアリングしてまとめたり。指針が完成し、世の中に出て行き、成果として目に見える。その瞬間こそ、やりがいを強く感じます。
仕事を通じて社会貢献できるのが、厚生労働省の仕事の醍醐味だと思います。この先も「より良い社会基盤の構築、安心して暮らせる社会」という自分のテーマに向き合い続けていきたいです。
例えば、直近で関わったのが、旅館・ホテルなど事業者向け指針の策定等の施行事務。法律が成立した後、施行までに指針を策定・公表する必要がありました。その内容を検討するための有識者による検討会を立ち上げ、検討会の議題として取り上げるたたき台を上司と一緒に作ったり、関係各所に意見をヒアリングしてまとめたり。指針が完成し、世の中に出て行き、成果として目に見える。その瞬間こそ、やりがいを強く感じます。
仕事を通じて社会貢献できるのが、厚生労働省の仕事の醍醐味だと思います。この先も「より良い社会基盤の構築、安心して暮らせる社会」という自分のテーマに向き合い続けていきたいです。
中途入社だから分かる社風・カルチャー
一つは、思ったよりもデジタル化が進んでいる点。オンラインでのミーティングの実施が当たり前になっていたり、テレワークが普及していたり。厚生労働省もデジタル化が進んでいます。限られた時間の中で、人々の生活に影響を及ぼす業務を行なうため、効率的に進められる環境がありがたいです。
もう一つは、オーナーシップを発揮できる点。前職の法務では、各サービスや事業の進む方向性などについてまで深く関わるものではありませんでした。一方、現職では、適用法令やビジネススキームなどの知識も使いつつ、主体的に担当するテーマにつ いて推し進めていけます。例えば、先ほどの指針の策定では、関係者の多様な意見を聞きながら様々なステークホルダーに納得 される形に作り上げていきます。基本的にはチームで対応しますが、その中で、自分の経験や知識を踏まえメンバーと議論するなどして、主体的に取り組むことができ、大きなやりがいを感じられます。
もう一つは、オーナーシップを発揮できる点。前職の法務では、各サービスや事業の進む方向性などについてまで深く関わるものではありませんでした。一方、現職では、適用法令やビジネススキームなどの知識も使いつつ、主体的に担当するテーマにつ いて推し進めていけます。例えば、先ほどの指針の策定では、関係者の多様な意見を聞きながら様々なステークホルダーに納得 される形に作り上げていきます。基本的にはチームで対応しますが、その中で、自分の経験や知識を踏まえメンバーと議論するなどして、主体的に取り組むことができ、大きなやりがいを感じられます。