以前は、国土交通省所管の独立行政法人にて働いていました。船乗りの育成をする仕事をしており、職種としては教育事務のような形。仕事自体は非常に面白くやりがいがありました。
船乗りという仕事は一般の仕事と比べて特殊な制度が適用されている場合が多く、希望者や関係者からそうした制度に関する質問が来ることも多かったんです。中でも特に多かったのが年金に関する問い合わせ。そこから、「自分の国の年金制度についてもっと知りたい」「制度自体の構築に関わってみたい」という気持ちになったんです。
年金に携わるという意味では、日本年金機構なども選択肢としてありましたが、特に制度設計・構築の部分に興味があったので、であれば厚生労働省のほうが合っているなと感じたんです。当時厚生労働省では中途採用も行なっていた時期だったので、タイミングもマッチして転職することができました。
年金分野の政策推進担当
村上健人
福岡県出身の31歳。前職では国土交通省所管の独立行政法人の職員として従事していたが、年金制度への関心から厚生労働省に転職した。休日の過ごし方はお酒を飲むか野球観戦。千葉ロッテマリーンズのファンで、球場でもよく観戦をしている。
前職 |
団体・連合会・官公庁・独立行政法人業界
国家公務員
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転職後 |
団体・連合会・官公庁・独立行政法人業界
国家公務員
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転職理由と、この会社に決めた理由
仕事の感想と、入社してよかった点
入省後は希望していた年金分野の担当になることができましたが、自分は少し特殊な仕事をしています。というのは、年金の訴訟担当というポジション。年金に関する訴訟が起きた際、法務局等と連携しながら裁判所にて国の主張を述べる仕事です。年金は基本的に65歳から支給されますが、遺族年金や障害年金など、条件によって現役世代の方が受給できる制度も設けられています。
その一方で、年金を受給する権利や金額等を巡り、国に対して訴訟を提起されることも少なくありません。
内容は多種多様ですが、遺族年金に関する訴訟は、年金の受給権を巡る問題も多く、中にはドラマのような話と錯覚してしまいそうな裁判を担当していたこともありました。国としての明確な立場を主張することになりますが、それによって結果的にご遺族から感謝をいただけることもあります。大変さもありますが、他ではできない経験を積める点が魅力だと思いますね。
その一方で、年金を受給する権利や金額等を巡り、国に対して訴訟を提起されることも少なくありません。
内容は多種多様ですが、遺族年金に関する訴訟は、年金の受給権を巡る問題も多く、中にはドラマのような話と錯覚してしまいそうな裁判を担当していたこともありました。国としての明確な立場を主張することになりますが、それによって結果的にご遺族から感謝をいただけることもあります。大変さもありますが、他ではできない経験を積める点が魅力だと思いますね。
中途入社だから分かる社風・カルチャー
自分は現在31歳ですが、年金局全体では同世代は少なめだと思います。男女比率で言うと、男性のほうがやや高めですが、最近は年々女性比率が上がってきています。
部署全体として見ると、面倒見の良い人ばかりで、教育のサポートが手厚いという印象。業務の初歩の初歩の質問にも気軽に答えてくれますし、職場全体として「分からないことは何でも聞いて!」という雰囲気でした。訴訟担当の仕事は1人で1件の事件を受け持つことが多いんですが、「今何してる?」と常に進捗を確認してくれたり、時には文書作成のサポートをしてくれたり。みんなフランクで優しい人ばかり、というのが良い意味でギャップでしたね。
普段は和気あいあいとやっていますが、だらけることは一切なく、各自がしっかり年金に対する熱意を持っている部署だと感じます。日本の年金問題について真剣に考え、熱心に取り組んでくれる方と一緒に働けたら嬉しいですね。
部署全体として見ると、面倒見の良い人ばかりで、教育のサポートが手厚いという印象。業務の初歩の初歩の質問にも気軽に答えてくれますし、職場全体として「分からないことは何でも聞いて!」という雰囲気でした。訴訟担当の仕事は1人で1件の事件を受け持つことが多いんですが、「今何してる?」と常に進捗を確認してくれたり、時には文書作成のサポートをしてくれたり。みんなフランクで優しい人ばかり、というのが良い意味でギャップでしたね。
普段は和気あいあいとやっていますが、だらけることは一切なく、各自がしっかり年金に対する熱意を持っている部署だと感じます。日本の年金問題について真剣に考え、熱心に取り組んでくれる方と一緒に働けたら嬉しいですね。