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取材から受けた会社の印象
同院の母体である「済生会」は、1911年に明治天皇の私費で創立されました。目的は、生活困窮者への医療支援です。現在、第6代総裁に秋篠宮殿下を推戴し、全国に403施設を展開しています。
同院では母体の意思を引き継ぎ「無料低額診療事業」を通じて、経済的な理由で治療が中断されないための取り組みを行なっているそうです。また、近隣の学校でのいのちの授業や病院外で開催する健康相談会、生活困窮地区への検診事業を通じて、大阪府の医療支援に貢献しています。
今後も、済生会創立の精神を忘れず、長い歴史の中で培った保健・医療・福祉のノウハウをもって、すべての命を守っていくとおっしゃっていました。100年以上続く日本最大級の社会福祉法人の一員として、今後も安定した経営と地域への高い貢献性を期待できるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい病院事務職としてのやりがいは、医師や看護師との関係の中で直接依頼される事務作業を通じて感謝されること、などが多いかと思っていましたが、取材で伺った「やりがい」は次のようなものでした。
例えば、医事課で患者さんにお渡しする請求書をつくるとき。患者さんへの入院請求は病名一つで大きく違うとのことです。入院される患者さんは、主たる病名が決まっていても、高齢者の場合など複数個、病名があり医師が請求に迷うことがあるそうです。そのような場面では、医師と共同して請求内容を決めていくことがあるとおっしゃっていました。その場合、患者さんの治療過程から正しい請求方法を、医師とともに導きだすことができたときにやりがいを感じるそうです。
取材時の「事務職なので医療行為はできませんが、行なわれた医療行為に意見をすることができる。」という言葉が印象的で、病院のマネジメントに深く関わっているように感じました。
例えば、医事課で患者さんにお渡しする請求書をつくるとき。患者さんへの入院請求は病名一つで大きく違うとのことです。入院される患者さんは、主たる病名が決まっていても、高齢者の場合など複数個、病名があり医師が請求に迷うことがあるそうです。そのような場面では、医師と共同して請求内容を決めていくことがあるとおっしゃっていました。その場合、患者さんの治療過程から正しい請求方法を、医師とともに導きだすことができたときにやりがいを感じるそうです。
取材時の「事務職なので医療行為はできませんが、行なわれた医療行為に意見をすることができる。」という言葉が印象的で、病院のマネジメントに深く関わっているように感じました。
厳しささまざまな立場の人と連携する難しさがあるそうです。例えば患者さんにお渡しする書類を作成する際には、医師や看護師に病名を聞いたり他の部署の事務職員や上長の承認をもらったりと、多くのプロセスを踏む必要があります。関わる人が多い分、スムーズに連携するのは難しいとおっしゃっていました。
この仕事の向き&不向き
向いている人積極的にコミュニケーションをとれる方は活躍できます。業務では、他部署の職員や医師、看護師、患者さんと関わる機会が多々あります。そのため、チームの一員として立場の違う職員と意思疎通を図り、前向きに協力できる方に向いています。
向いていない人同院では、職員一丸となって患者さんを治療しています。そのため、チームワークや協調性を大切にできない方は向いていません。また、自発的に業務を覚えようとせず、指示された業務だけをこなしていたいと考える方には合わない職場です。