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「農林水産省/検査官(農協など系統金融機関の経営課題をサポート)◆民間から中途入社者歓迎/金融業界の知識を農水省へ」の転職・求人・仕事情報。日本最大級の【エンジャパン】の転職サイトには、国家公務員の転職・求人情報が満載です!

検査官(農協など系統金融機関の経営課題をサポート)◆民間から中途入社者歓迎/金融業界の知識を農水省へ
農林水産省
プロ取材
農林水産省にいらっしゃる、検査官の松沼さんと中尾さんにお話を伺いました。現在は第一線で活躍されている松沼さんの前職は、民間の保険会社とのこと。民間出身者が活躍できるというのは本当のようです。
エン転職 取材担当者
信太
取材担当者-信太
農林水産省NEW
掲載期間24/11/2124/12/18

検査官(農協など系統金融機関の経営課題をサポート)◆民間から中途入社者歓迎/金融業界の知識を農水省へ

契約社員職種未経験OK業種未経験OK完全週休2日残業月20h以内面接1回のみ転勤なし
検査官(農協など系統金融機関の経営課題をサポート)◆民間から中途入社者歓迎/金融業界の知識を農水省へイメージ1
検査統括官の中尾と検査官の松沼です。松沼(右)は、令和4年に民間企業から転職。多様なバックグラウンドを持つ仲間と共に、検査を進めます。
農林水産省のミッションは、“食と環境”と「金融」です。
農業の生産力向上や農業所得向上を使命とする農業協同組合(JA)。JAでは組合員(農業者)のために農業技術を指導するだけでなく、融資など農村漁業者の経営の安定のための金融サービスを提供。また、JAと一体となり地域の方々に金融サービスを提供するのが信用農業協同組合連合会です。

JAなどでは、組合員や利用者から集めた資金の運用(貸出・有価証券)を行ないます。融資や有価証券運用は日々複雑化。リスク管理を怠れば、経営の健全性への影響は計り知れません。

そこで検査官は、JAを含む系統金融機関に対して資金運用に関わるリスク管理を検証。例えば、有価証券のデータをもとに市場リスクを洗い出し、細かなヒアリングでリスクを特定。より安定的な運用のため、リスクに見合った管理態勢の構築について対話に基づき認識を共有します。

農水省に金融のイメージはないかもしれない。しかし私たちが守るのは食と環境だけではありません。検査官が行なう“金融”に関する検査も、重要なミッション。その誇りを胸に今日も目の前のリスクと向き合うのです。

募集要項

仕事内容
検査官(農協など系統金融機関の経営課題をサポート)◆民間から中途入社者歓迎/金融業界の知識を農水省へ
農林水産省が所管する協同組合組織等に対して、財務・業務内容などの検査を行なっていただきます。検査対象は、農協・森連及び漁協の系統組織、農業・漁業共済及び漁船保険団体、中央卸売市場の開設者などです。

【検査官のミッション】
入省後には、農業協同組合などの系統金融機関に対して、市場リスク管理態勢や信用リスク管理態勢といった専門知識を必要とする検証をお任せ。具体的には4~5名のチームで現地に出向き、業務・会計についての書類等による検証の他、役職員と経営課題に関わる対話などを実施していただきます。

【具体的な検査の流れ】
▼検査対象のデータ収集・分析
検査命令を受けたら、公表された資料を読み込み、検査を行なうテーマを決めます。財務諸表や組織図、過去の検査記録などを活用しながら、お金の使い方や収支など「重点的に検査すべきことは何か」と、各団体と議論する要点を整理します。その後、検査対象に選ばれた各団体に連絡し、テーマに沿った資料の作成を依頼します。

▼各団体に出向き、改善提案などを実施
検査対象は、北海道~沖縄まで日本全国。各団体が属するエリアに出向き、事前に提出してもらった資料や財務諸表などを見ながら、合法性・合理性などの視点から検査します。必要に応じて改善方策や今後起こりうる重要なリスクに焦点を当てて、各団体と議論を交わします。

▼報告書作成と提出
検査が終了したら検査結果を報告書にまとめ、改善が必要な事項を検査対象先に通知することで検査完了です。データ収集から報告書提出までは3ヶ月ほど。基本的に並行案件はありませんが、状況に応じて同時並行で2つの案件を担当することもあります。

※業務ではWordやExcel、PowerPointなどを使用。データのまとめは、専門部署がサポートしてくれます。
応募資格
大卒以上職種未経験歓迎業種未経験歓迎

■下記2点の両方を満たす方
【1】通算10年以上の社会人経験をお持ちの方
【2】市場リスクや信用リスクに関する知識・経験をお持ちの方

……例えば、下記のような方を想定しています……
・プロジェクトファイナンスに関わった実務経験をお持ちの方
┗金融手法に関する専門的な知識を持っている方や、市場リスク管理・信用リスク管理に関わる業務の経験や知識がある方を想定しています。
・金融機関でBtoB向けファイナンス経験をお持ちの方
┗銀行など金融の営業をしていた方を想定しています。
・「統計検定2級」又は「簿記検定2級」若しくは、これと同等以上の知識や技能をお持ちの方
・証券アナリストの経験がある方

<ぜひアピールしてください!>
得意分野を持つエキスパートでありつつ、幅広い知識をもとに検査を行なえる人材となっていただくことを期待しています。仕事に活かせる知識・経験・資格などは、ぜひ応募時にアピールしてください。
募集背景 生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来に継承すること、食料の安定供給を通して国民の命と経済を支えることを使命としている農林水産省。

農協や漁協などの農林水産関係団体の財務・業務内容などを検査する部署では、検査を通して、よりよい事業運営のサポートに尽力しています。農林水産業や金融事業を取り巻く環境が急速に変化する中、適切な検査を実行するには専門性の高い人材の知見が欠かせません。よって、検査官として活躍してくださる方を民間から募集することとなりました。培ってきた知識や経験を、農林水産業の未来のために活かしてくださる方をお待ちしています。
雇用形態
契約社員

※任期付職員(一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律)に基づき、常勤の国家公務員として採用。(任期は採用から2年)
※勤務実績等をふまえ、任期更新の可能性があります。任期付職員としての雇用期間は最長5年です。
勤務地・交通
【農林水産省】東京都千代田区霞が関1-2-1
※転勤はありません。
※1~2週間程度の国内出張が年間3~4回程度あります。(旅費支給)
交通
東京メトロ日比谷線・千代田線・丸ノ内線「霞ケ関駅」A7出口より徒歩すぐ
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」7番出口より徒歩6分
都営三田線「内幸町駅」A7出口より徒歩9分
勤務時間 下記いずれかの勤務時間を選択できます。

■8:30~17:15(実働7時間45分)
■9:00~17:45(実働7時間45分)
■9:30~18:15(実働7時間45分)

◎残業は月に5時間程度です。業務状況によって異なる場合もあります。
給与 月給31万9200円~49万2240円

※職歴などに応じて「一般職の職員の給与に関する法律(昭和25年法律第95号)」に基づき決定し、支給します。
年収例
600万円/40歳
800万円/50歳

※上記は一例です。
休日休暇 <年間休日120日>※令和5年実績
■完全週休2日制(土・日)
■祝日
■夏季休暇(原則として7~9月のうち連続する3日)
■年末年始休暇(12月29日~1月3日)
■有給休暇(年20日 4月1日採用の場合、採用年は15日)
■慶弔休暇

記載以外にも法令等に基づく休暇制度があります。
福利厚生・待遇 ■昇給年1回(1月)
■賞与年2回(6月・12月)★令和5年度実績:4.5ヶ月分
■通勤手当(月5万5000円まで)
■扶養手当(配偶者:月6500円、子1人につき:月1万円)
■住居手当(月2万8000円まで)※月6万1000円以上の家賃を払っている場合
■超過勤務手当
■宿舎制度
■国家公務員共済組合加入
■国家公務員災害補償法制度
■退職金制度
■庁舎内に食堂・コンビニあり
■職場内禁煙(喫煙所あり)
■研修制度
記載以外にも法令等に基づく諸手当があります。
研修制度 入省後は国家公務員である農林水産省職員としての倫理研修・検査業務のノウハウ研修・会計や簿記などの知識を習得する研修など、さまざまな部内研修を通じて、基本的な知識を習得していきましょう。その後は、ベテラン検査官によるOJT教育を実施。段階を踏んで徐々に業務の流れを覚えていってください。

なお、検査の対象となる領域は「財務分析」「有価証券運用」「農業者向けの融資や経営支援」「マネーロンダリングに関する事項」など多種多様。それらの検査に合わせて、知識の習得にむけた講座を受講することも可能です。このように、本人の意欲次第で学びのフィールドを広げていくことができる環境だといえます。
転職・求人情報イメージ1
検査官は、各団体におけるあらゆる金融リスクを考え、経営を支援していく仕事。難しい問題に挑む分、大きなやりがいも感じられます。
転職・求人情報イメージ2
農林水産省職員としての倫理研修、検査業務のノウハウ研修、会計や簿記などの知識を習得する研修など、入省後の教育体制も充実しています。

プロフェッショナル取材者のレビュー

動画でCheck!
取材から受けた会社の印象

取材では、検査対象となる信用農業協同組合連合会などが抱えている課題についてお話を伺いました。

「金融市場の複雑化が大きな課題です」と語ってくださったのは、令和4年4月に農林水産省に転職してきた松沼さん。近年は、外国国債の金利や日本為替の急激な変動により、金融市場が大きく変化しているとのこと。そのため資産運用も年々難しくなっており、経営を守るためにもリスク管理は欠かせないといいます。

だからこそ、今回は専門的な知識やスキルをお持ちの方に応募していただきたいとのこと。松沼さんも、新卒で系統団体に11年勤めた後に保険を通じた福利厚生のコンサルティング営業として6年活躍したというご経歴をお持ちです。

また、部署内には金融機関出身者や公認会計士なども在籍しているほか、勉強会の実施などサポート体制が手厚く、スキルを高めていけるとのこと。ここであれば、大きなやりがいを感じながら働けるのではないでしょうか。

この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■日本全国の産業に影響を与える、意義ある仕事です。
検査対象先である系統金融機関などは、地域経済等にも影響を持つ団体です。検査官は、そんな誰もが知る団体がよりよい業務運営ができるように財務・業務内容などを検査し、必要に応じて改善方策や今後起こりうる重要なリスクに焦点を当てて検証を行なう仕事。経営の改善に向けたアドバイスをしたり、より良い方向に向かっていけるよう対話したり。1つ1つの業務が日本産業全体に影響を及ぼします。それだけに、日本全国を支援できる影響力の大きさがこの仕事の醍醐味とのこと。数字や事実に基づいた議論を尽くした結果、「指摘を受けた点が、経営課題であることを認識できた。改善に向け対応していきたい」とコメントをいただけたり、改善提案の納得度を高めるための工夫をした結果「(組合員に)信頼される組織になるために業務を見直そうと思う」と言われるほどの変化につながったりすることもあるそうです。
厳しさ■検査対象者の方との議論が白熱してしまうこともあります。
検査官のミッションは、資産運用など様々なデータをもとに、細かなヒアリングや検査でリスクを把握・指摘すること。ときには「本当に市場リスクを踏まえた資金運用ができていますか?このままだと経営が危ないと思います」など、厳しい言葉を伝えなければならないこともあるといいます。一方で、検査対象者の方も経営者として最善を尽くしている身。議論が白熱して相手を怒らせてしまう場面も珍しいことではありません。やりがいの裏返しではありますが、この国の産業を守るからこその責任感の大きさは計り知れないでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人チームで検査を行なうので、「自分にできることはなにか?」と自分が提供できる価値を積極的に考えながら行動できる方や、協調性を持って働ける方が活躍できるでしょう。また、これまでの自分の経験や知識を活かして「国のためになることがしたい方」や「影響力の大きな環境で働きたい方」に向いています。
向いていない人検査官たちは、「検査は対話である」と考えています。そのため、何事も自分事として捉え、背景を伝えた上で相手に納得してもらうことが重要とのこと。「各団体の事業理解などを行なわずに、その場しのぎで作業する方」や「相手を配慮したコミュニケーションが取れない方」には不向きです。

会社概要農林水産省

設立 1881年
代表者 農林水産大臣
資本金 官公庁につき、資本金はありません。
従業員数 1万9,622名(2024年3月末現在)
事業内容 農林水産省は、生命を支える「食」と安心して暮らせる「環境」を未来の子どもたちに継承していくことを使命としています。
食料の安定供給の確保、農林水産業の発展、農山漁村及び中山間地域等の振興などを任務とし、霞が関を中心に世界中、日本中に活躍の場が広がっています。
事業所 【農林水産省本省】
〒100-8950
東京都千代田区霞が関1-2-1
農林水産省の取り組み(1) 【政策Open Lab(オープンラボ)】
若手職員が関心のあるテーマでチームを結成し、時代の変化を見通した新たな政策立案を行うプロジェクトです。業務時間の1~2割をプロジェクト活動に使うことができ、調査のための予算も活用できます。これまでに「3Dフードプリンタの活用」「棚田から始まる新たな農村振興」等のテーマが採択されています。

【公式YouTubeチャンネルBUZZ MAFF(バズマフ)】
農林水産省の職員がYouTuberとして、我が国の農林水産物の良さや農林水産業、農山漁村の魅力を発信するプロジェクト。担当業務に関係なく、その人ならではのスキルや個性を活かして活動しています。
農林水産省の取り組み(2) 【チーム2050】
2050年に向けた長期的な視点から、さまざまなテーマの勉強会を企画・開催する若手職員有志によるプロジェクト。新進気鋭のベンチャー企業や農業者グループとのディスカッション等を開催してきました。
企業ホームページ https://careers.maff.go.jp
採用ホームページ 農林水産省 私たちと一緒に働きませんか?
https://en-gage.net/maff_career

応募・選考について

入社までの流れ
STEP1
Web履歴書による書類選考
STEP2
履歴書、職務経歴書、経験・知識の自己PRによる書類選考
STEP3
面接1回
STEP4
内定
今回の採用においては、書類選考と面接にて選考を行ないます。幅広い方からのご応募をお待ちしております。

<書類選考について>
エン転職よりエントリー後、登録いただいている「Web履歴書」での書類選考を実施します。そのため、これまでのご経験・スキルなどは事前に詳述ください。通過された方には、改めてご提出いただきたい書類の詳細(履歴書、職務経歴書、経験・知識の自己PRによる書類選考など)と、応募フォームをご案内いたします。

<入省時期について>
2025年4月1日の入省を予定しています。就業中の方もいらっしゃるかと思いますので、入省時期についてはご都合を最大限考慮します。お気軽にご相談ください。
応募受付方法 まずは、エン転職の当ページよりご応募ください。追ってこちらからご連絡をいたします。
面接地 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
連絡先 〒100-8950 東京都千代田区霞が関1-2-1
担当大臣官房検査・監察部調整・監察課/人事グループ
TEL03-3502-6386
個人名の表記について
企業に1週間だけあなたのパーソナルシートが公開されます。企業から、応募のお願いや、レジュメ入力リクエストが届く可能性があります。
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